★★★sahara★★★
本の紹介
本
>...モロッコ、アラビア、イスラム
>...癒し、精神世界
>...旅行、日本人の海外生活
◆>...その他、ノンフィクション、エッセイ
アラビア語の入門 改訂版 カセットセット
著 本田 孝一
白水社

 私が利用したアラビア語の本。アルファベットの綴り方から始まっていて、初心者の私にもとても分かりやすかった。
別売りでCDカセット有。
郷愁のモロッコ
著 Esther Freud
河出書房新社

 原題「Hideous Kinky」とは「みっともなくて頭がいかれている」というような意味らしい。映画「グッバイ・モロッコ」の原作で、ヒッピーのお母さんと、7歳と5歳の娘が他のヒッピーと一緒にモロッコで生活するお話。語り手はこの5歳の女の子。映画も良かったよ。
ファティマ―女神あるいは幸運
著 本木・F・恵子
晩聲社

 トイレ、シャワー、洗濯、全てがサハラ式のブルーマンの家に、心を裸にして飛び込んで行った彼女。何度読んでも、そうそう、と頷いてしまう。モロッコを訪れたことのある人も、そうでない人にもお勧めの一冊。
ハーレムの少女ファティマ―モロッコの古都フェズに生まれて
著 FATIMA MERNISSI 
未來社
 モロッコのフェズで育った少女ファティマのお話。
ハーレムの外になかなか出られない女性達の生活ぶりが目に浮かびます。みんなで芝居をやったり、中庭で刺繍や美顔用のガスールを作ったり。色々なことにフドゥードゥ(境界線)があることをファティマと一緒に学べます。
砂の子ども
著 TAHAR BEN=JELLOUN
紀伊国屋書店

 フランス植民地時代のモロッコのメディナを舞台に、女性でありながら男性として育てられた主人公が苦悩の果てに、全てを捨てて放浪の旅に出る、という話。私には難しすぎて内容を理解できなかったけれど、モロッコ人として初めてゴンクール賞を受賞した人。

“あやまちの夜”という本も出している。
砂漠の囚われ人マリカ
著 
マリカ・ウフキル&ミシェル・フィトゥーシ
早川書房

 5歳の時に国王ムハンマド5世の養女になり、11年間を宮殿の後宮で過ごしたマリカ。モロッコ第二の実力者だったマリカの父が、国王ハッサン2世の暗殺を企て、それに失敗、暗殺された。ハッサン2世により18歳のマリカと家族は投獄される。素手でトンネルを掘り続けたマリカ達は、およそ15年後に脱出に成功し、フランスのメディアに訴えた。
私がこの本を読んだと言うと、周りのモロッコ人は「彼女は嘘つきだ。あれは全部嘘だ。」と言う。モロッコでは発禁になっているらしい。
砂漠の女
著 ISABELLE EBERHARDT
晶文社

 ロシア人を両親にもつエベラ−ルが男装して1人でサハラ砂漠を旅し、遊牧民とテント生活を共にし、現地の兵士と恋に陥る。22歳でチュニジアに滞在し、27歳でワーディー(涸れ川)の突然の氾濫で一瞬のうちに家で水に呑まれ死亡。彼女の残した文よりも、文頭のエベラール・ノートを読む方が面白かった。
アラビアのロレンス 改訂版
著 中野 好夫
岩波新書

 この時のバルフォア宣言が無かったら、今のイスラエル・パレスチナはどうなってただろう。
何か、色々と考えさせられた一冊。

バートン版 千夜一夜物語 第1巻 シャーラザットの初夜

 期待もせずに何となく買ってみたら、シャハラザートが毎晩王様に語る物語に夢中になってしまった。手元に1冊しかないから24夜までしか読んでいないけれど、機会があれば全13冊読んでみたいと思う。

コーランの世界
監修 吉村 作治
光文社文庫

 コーランの教えについて書かれていて、世界のモスクなどのきれいなカラー写真も豊富に掲載されている。
イスラムの誘惑―コンプリート・ガイドブック
監修 菊間 潤吾
新潮社

 イスラム国の生活紹介や、エリアルポ、旅情報等がカラー写真と共に紹介されている。
アラビア語のかたち
著 師岡カリーマ・エルサムニー
白水社

アラビア文字の50音表が載っていて、エジプトの色々な看板を題材にクイズ形式で文字を読むようになっているので、楽しく文字を読む練習ができる。付属のCDにはアザーンやアラビア語のニュースなどが入っている。
アラビア遊牧民
著 本多 勝一
講談社文庫

 1965年の5月から7月にかけて、カメラマンと供にアラビア半島ネジド地方に住むベドウィンと生活した著者。ただ通り過ぎるだけの旅だったら、親切で慎み深いベドウィンたち、という好印象で終わったかもしれないが、一緒に住んでみるとその正体が明らかになってくる。「日本こそ世界の最後の秘境かもしれないね。」うぅん、そうかもしれない。
アラビア・ノート
著 片倉 もとこ
ちくま学芸文庫

 女性の夜のつどいに集まった人達にバラ水をふりかけて挨拶をし、夫が準備したアラビアコーヒーを息子がきれいな弧を描いて注ぐ。お香を焚いて、紅茶を飲み、お菓子を食べ、水たばこを吸い、詩をうたい、踊る。厳しい自然の中で大変な面もあるけれど、日本には無い優雅でゆったりとした生活を、心底羨ましいと思った。一箇所にじっとしていると、場所も人も汚れてしまうと考える人たち、ベドウィンと共に暮らした著者のフィールド・ノートが中心となっている。
おばちゃまはアラブ・スパイ
著 ドロシー・ギルマン
集英社文庫

 フェズのパレ・ジャメイ・ホテルが出てきたり、このページでも取り上げた「砂漠の女」の著者、イザベル・エバーハートとリューテイ将軍との話など、実際にあるホテルや話が出てきます。主人公のミセス・ポリファックスがフェズからルイダという砂漠の村までに立ち寄った町の印象と自分の印象を比べたり、行ったことの無い場所を想像したりして楽しめるし、ストーリーも面白いので、ミセス・ポリファックス・シリーズにはまる最初の一冊になるかも知れません。
インド・モロッコ好奇心の旅―女二五歳の食べ歩き
著 安藤 玲子
山手書房新社

 「現地の人々と接する機会が多く」「屋台がおいしい食べ歩きの旅」を好む著者が色々な人と接しながらモロッコを旅している。ガイドや習慣の違いに疲れはてて一度はモロッコを嫌いになるが、その後出会ったモロッコ人達と楽しく過ごすようになって行く様子は、私も頷けます。
他にインド、ネパール、タイの話もある。

ハルム・アラビアの夢―住んでみた砂漠の国、覗いてみた素顔の暮し
著 郡司 みさを
大和出版

 サウジアラビアで生活をしていた著者が、アラブ人の日常生活やベールで包まれた女性達の様子、服装などを判りやすいイラストと共に伝えている。
アラブの世界ってこんななのか、と感心する。

MOROCCO ON THE ROAD 終わりなき旅路 モロッコ編
著 ロバート・ハリス
東京書籍

中年男(失礼)三人でカサブランカ−エッサウィラ−マラケシュ−カスバ街道−サハラ砂漠−フェズ−ムーレイ・イドリスをレンタカーで旅する。若者の貧乏旅行や、中年のリッチな旅行とはまた違う、現地の人と触れ合いながらの旅。モロッコを旅する人によって、モロッコの印象は変わるし、モロッコで出会った人達によってもモロッコの印象は変わるから、この本に書かれているモロッコが100%のモロッコではないけれど、モロッコを知る手がかりにはなるはず。
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